インド発ロンドン経由のインド式セラピー「L.C.I.C.I.JAPAN セルフチャンピ」日本代表の宮崎陽子先生が、自分でできるインド式ヘッドマッサージの方法を教えてくれました。
ヘッドマッサージって、自分でもできるんですね~。
自力ヘッドマッサージのポイントは、痛くならない程度に行うことと、湿疹や炎症がある場合は、行わないことです。
ヘッドマッサージといっても、別に頭だけやるわけではなく、頭と、頭からつながっている首や背中まわりの筋肉を動かすことで血流を良くし、肩こりや目の疲れなどをセルフケアします。
ちょっとした時間にできるマッサージですので、やる癖をつけていけたらいいなぁと思いました。
ヘッドマッサージと一緒にぜひとも取り入れたいのが、アロマです。
アロマのことは全然知らないんですが、アンチエイジングに良いと言われているものは「乳香(フランキンセンス)」だそうで、すっきりした香りで木の樹脂を薫香(焚く)にして使うそうです。
樹脂なだけあって、乳白色のゴムっぽい、石っぽい物質です。
「乳香(フランキンセンス)」はインドでは高貴な香りとして有名で、祈りの時に焚くそうです。あと、新約聖書で出てくる、イエス・キリストの誕生の時に贈られた、3つの宝(黄金・没薬・乳香)のうちのひとつだそうです。 へぇー。
ちなみに、アロマオイルでなくても、ローズマリーやミントなど、手に入りやすいハーブは、葉っぱを1~2分(あんまり長くゆでると香りが飛んでしまうから要注意だそうですよ。)ゆでて、お皿に入れるだけでもアロマ効果があるそうです。 香りだけでなく、殺菌・加湿効果もあるんだそうです。手軽なので、今度やってみようと思います♪
アロマオイルを使用する場合、陶器(テラコッタ)の板に2~3滴たらして染み込ませればふわっといい香りがします。
しかも、数種類のアロマをまぜてもいい香りになるそうです。
今日のセミナーでは、なんと4種類(乳香・ペパーミント・ローズマリー・グレープフルーツ)もまぜたのですが、さわやか系のいい香りになりました。
テラコッタは、水で洗えば、何度でも使えるそうです。(ちなみに、アロマを染み込ませたものをプレゼントでいただきました。)
ヘッドマッサージと一緒に使うとリラクゼーション効果がより高くなるそうです。
話をヘッドマッサージに戻しますね(笑)。
ヘッドマッサージを始める前には、手を温めるといいそうです。温かいお湯に手を浸すとか、手をこすりあわせるとか…。
インドでは、頭頂部は安心感のツボといわれているそうです。子供などの頭に手をあててなでるのも安心感がでるからなんですね~。
●ヘッドマッサージの最初と最後は、目を閉じ、頭頂部に両手をあてて、深くゆっくりと深呼吸を3回行います。インドでは深呼吸は鼻から息を吸って鼻から出します。 ヨガの呼吸法と一緒ですね♪
●首の横(耳の下)から鎖骨までのV字にある筋肉をほぐしてあげます。ついでに首の後ろ両脇の筋肉もほぐします。4本指で回すようにマッサージするといいそうです。
●髪の生え際付近に手をあてて、頭皮を動かします(疲れがたまっていると、頭皮の動きが悪くなるみたいですよ。)この時、かみをジャリジャリやるのではなく頭皮を動かすのがポイントです。
●頭の左右の髪をつかんで、揺らします。これも頭皮が動くようにやるのがポイントです。それと、引っ張り過ぎには気を付けましょう。
●両手を耳の上あたりにおいて、手のひら全体で頭部をぐっと締め付けます。数秒おいたらゆっくりと手を離します。
●耳たぶを上下にひっぱったり、耳のふちをマッサージします。
一通りやった後は、あちこちぽかぽかしてきて、頭がすっきりしてきました。マッサージ後は水分を取った方がいいそうです。
ヘッドマッサージのポイントは、とにかく頭皮を動かしてあげることですね。
こっていたり、疲れがたまっているとなかなか動かない部分がありますので、そこは念入りにやると良さそうです。
今回のセミナーは20名くらいで、そのほとんどが女性。年齢は私と同じくらいから上の方が多かったような感じがします。男性の参加者も1名いました。
私はヘッドマッサージのこともアロマのこともぜんぜん知らないで行ったのですが、マッサージ関係の方や、アロマに詳しい方が多かった気がします。
このセミナーは全2回だったのですが、私はセミナーのことを知ったのが1回目が終わってからだったので、出遅れてちょっと残念でした。
マッサージをやっている間に先生方がまわってきてくれて、具体的な個所を実際にマッサージして教えてくれたのがとてもよかったです。
ふわっとアロマが香る中でのヘッドマッサージ講習は、とってもリラックスできて楽しかったです。
また、こういうセミナーがあったら参加したいと思います♪